結婚相談所ブログ
2024.12.08
【結婚で苗字を変えるのがイヤ】問題は○○で解決!
「結婚で変わる苗字」イヤがる女性
男性の皆さん、ご存知でしたでしょうか。
独身女性の「積極的に結婚したいと思わない理由」に、苗字が変わることが挙がっていることを。
「苗字が変わるのがイヤだ・面倒だ」と考える独身女性の割合は、20~30代の約4分の1、40~60代の約3分の1に当たります。※1
しかし逆の現象もあります。
婚姻届を提出した夫婦の94.5%が夫の姓を選択しているんです。※2
このデータだけで見ると、結婚にあたって、女性が仕方なく苗字を変えてるようにも読み取れますよね。
現在の民法(戸籍法74条1号)では、結婚に際して男性又は女性のいずれか一方が必ず姓(氏・苗字)を変えることになってます。
ということは、つまり法律上はどっちの姓を選んでもOKなんです。
ですから上記の94.5%は、夫婦二人で検討した結果、家族になるにあたって夫の側の苗字を選んだ割合と言うわけです。
女性の皆さん、この流れ、どう思いますか?
日本の社会では旧姓の使用が拡大中!
法律では夫婦同じ苗字になることを義務付けています。
つまり同じ戸籍ですね。
で、実際にやってみると分かりますが、婚姻届けを出して苗字が変わった方は、その後することが多くてなかなか面倒くさいです。とくに証明書とお金関係。
運転免許証、マイナンバーカード、パスポート、印鑑登録、銀行口座、クレジットカード、加入保険などにアクセスして変更の申請をします。
とうぜん変更手続きのためには住民票などの証明書類が必要です。
このような手続きごともさりながら、苗字を変えると社会に対する説明も発生。
社内はもとより取引先やお世話になった皆さまに「苗字が変わったこと」と「その理由(入籍)」の説明をすることになりますし、人によっては喜んでくれたりして、そこそこ踏み込んだ話になったりして、世の中に説明する期間が一定程度必要になるからです。
もちろんお祝いの言葉はとても嬉しいもの!
忙しい勤務中だと、かなり気が引けますけどね(笑)
私ごとで恐縮ですが、結婚したのは44歳。
今(2024年)から14年も前ですが、じつは結婚後も旧姓を使っていました。
人事部に入籍の連絡をすると、ありがたいことに「どっちの名前と使う?旦那さんと話してみた?」と確認してくれたんです。
旦那さんは入籍前に「あなたは森岡でいいんかね?変えたくないんじゃない?」と聞いてくれた人。
念のため相談したら、やっぱり即OKでした。
私は優しい旦那さんや会社のおかげで、結婚後に苗字の変更で大きなストレスを感じずに済みました。
さて現在。
内閣府のデータによると2023年に、結婚後も職場での呼び名に旧姓が使えた職場は約75%。※内閣府HP「旧姓使用の現状と課題に関する調査報告書」
私の頃よりもぐっと増えている印象です。
呼び名として旧姓(通称)を使い続けることにした人と、新しい苗字をそのまま使用する人の割合はだいたい半々だそうです。
旧姓の使用に自由度が高くなっているのは、会社や世の中の側が法律に対して柔軟に対応する体制になっているから。
75年以上前に存在していた価値観「家制度」の名残が、オフィスではすっかり少なくなっていることが分かりますね。
旧姓を名乗ることは今や珍しくない。
そういう時代に私たちは生きています。
結婚の仕組みを知ってシンプルな活用を
夫婦のどちらかが旧姓を名乗るスタイルが増えてきた現代の夫婦。
ちなみにざっくり説明すると結婚とは「法律的にも社会的にも認められたパートナーシップ」です。
さらにパートナーシップの内容を分類すると
①新しく戸籍を作る
②制度や社会にカップルをニコイチ扱いしてもらう
③愛情と信頼を軸に一緒に生活する
④支え合いながら人生を歩んで行く
となります。
結婚とは
婚姻という形態の登録(①)
2人は一緒♡の社会に向けた「パートナー」関係(②)
2人を軸にした結婚生活の充実(③④)
のことを言います。
あえて文字にしてみると結婚の概念の幅広さを感じますよね。
さてここで結婚の概念を身近に感じて頂くために、結婚とお仕事を並べて考えてみましょう。
新しいプロジェクトを立ち上げる時。
誰もが「テーマはシンプルな方がいいな」と考えますよね。
分かりやすくて、皆に共感してもらいやすくて、参加しやすいプロジェクトのテーマです。
この方向性ってとても大事!
豊かな結婚生活も同じ。
皆に分かりやすくて、共感してもらいやすくて、関わりやすい印象の方が良いです。
私が秒で旦那さんの苗字での戸籍を選んだ理由もこれ。
もちろん選んだ理由には、新しくご縁を繫いだ親世代の方々のこともしっかり含まれてます。
結婚生活では時として、古い価値観と新しい価値観の間でバトルが起こりますからね。
戦うべきところでしっかり戦えるように、小さな火種は作らない。火種は小さいうちに消火!
これ森岡のお勧めの価値観です。
夫の苗字の戸籍を選んだ94.5%の女性の中には、複雑な思いを持ったまま夫の姓を選択した方もおられると思います。
いまはその選択を後悔しておられないことを、幸せな暮らしを営んでおられることを願います。
さてさて法律に裏付けされた力強いパートナーシップ「婚姻関係」も、社会的な幸せも、2人の充実した愛情と信頼あっての宝物。
そんな婚姻生活は2人の日々のコミュニケーションの積み重ねによって発展してゆきます。
理想的な夫婦関係の幸せは、価値観を柔軟に共有し合いながら、時間経過と共に徐々に増えながら、投資信託の福利効果みたいに大きくなります。
驚くほどシンプルな、シンプルな仕組みです。
結論!2人の判断でどうにでもなります
結婚後の入籍をどちらの苗字で行うのか。どちらの戸籍に入るのか。
日本の慣例から推察すれば分かる通り、悩みの負荷は女性にかかりがちです。
だから「結婚で苗字が変わる問題」に女性たちは敏感。
それぞれ慣れ親しんだ苗字。
男性にとって宝物であるように女性にとっても宝物です。
とくに30代、40代のキャリアウーマンにとって苗字は、男性と同じくらい大事な大事な自分の看板。
現在の婚活市場では共働きを希望する方が多いです。
カップルはお互い社会的ポジションが似ている、ということになります。
戸籍については、それぞれのきょうだい構成も気になるところ。
お相手が一人っ子だったり、女性ばかりのきょうだいである場合もあるでしょうし、考え方として「苗字や戸籍の継承に性別は関係ない」と法律どおりの価値観を持っている人だっておられます。
戸籍についても多様化が進んでいるんですね。
ですから男性の皆さんには、まず「戸籍?僕の方で決定じゃない?」とは思わずに、いちから「戸籍はどうする?」と一緒に考えて欲しいと思います。
これ、戸籍に関わらず、ほかのテーマについても同じでお願いしたいです。
もちろんお互いに「これはどうする?」と確認しあって欲しいです。
「婚活」は、結婚という一生もののプロジェクトのスタート。
ボタンのかけ違いは出来るだけないほがいいですよね。
交際の時からお互いに思いやりをもって関係を作ってゆけば、結婚した数年後に「本当の運命の人」に出会っていたことが分かりますよ。
結婚ってそういう類の、いわば2人で行うOODAループみたいな感じのもの。
やり方や方向性さえ変えながら進むタイプのものなんです。
男性の皆さん、もしも彼女が「もしも結婚するなら….、私の姓になるのってあり?うちの戸籍に….」と言われたら、ぜひ理由を聞いてあげてください。
感情を抑えて「なぜそう考えるのか?」「そう考える理由は何なのか」と、たずねてみてください。
必ず理由があるはずですし、そこには彼女にとっての大事な背景が隠れています。
ここで彼女の心に踏み込めると、あなたへの好意が爆上がりします!
もちろんその場で彼女の言いなりになる必要はありません。
しっかり状況と気持ちを聞き取るだけでOKです。
あなたは一旦持ち帰って、今度は「自分がどうしたいのか」を、彼女の幸せを併せて一緒に考えます。
そして熟慮した結果の提案を次回デートで伝えてみてください。
先に書いたとおり旧姓を通称として使用する多くの事例があり、それは男女どっちでも使える手法。
あなたやご家族に昭和の時代のような価値観の心配さえなければ、柔軟性の高い運用は可能なんです。
もちろん2人ともが100%満足できる結果になるとは限りません。
ですがお互いが心を開いて、相手の幸せをも併せて結果を導き出そうとする、そのプロセスこそが幸せな結婚生活のスキルそのものなんです。
だから結論!「結婚で苗字が変わるのがイヤ」問題は、2人の判断でどうにでもなります。
そのためにも、どんな出逢いにも心を開いて、幸せの可能性を広げてくださいね!
結婚相談所の婚活だと、戸籍のような重要なテーマや価値観について、早目に切り出して確認することが出来ます。
会員の皆さん全員が「結婚することが目的」の前提で入会しているから礼を失する行為には当たりません。
仮交際が始まってコミュニケーションが出来るようになったら、良きタイミングで、なぜそう考えるのか?」「そう考える理由は何なのか」と、た尋ねてみてください。
これからお相手を探す独身男性の皆さんへ
これからお相手を探す独身男性の皆さんには、今から「結婚生活」のイメージを幅広く持って頂くことをお勧めします。
そして願わくば男の「家庭力」について知識を深めてください。
どんな女性でも、先を見る力がある男性に頼りがいを感じて惹かれます。
じつは忙しくバリバリ働く女性ほど、自分の将来を描けていない人も多いの。
それは自分の家庭力を磨く時間を仕事に費やしてしまっているからです。
家庭力については既婚者のお友達のお家の話を聞くなどして、自分に置き換えてイメージして、調べて、楽しそうだったら、自分に出来そうな分野から興味を磨いてみてくださいね!
ネットは人目を引くためのネガティブな情報が多いので注意しつつ、いろんなお友達の話をサンプルケースとして集めましょう!
あと誰にでも気軽に「ありがとう!」と言える勇気!大事♡
最後に。
苗字についてのお話しはお互いに言い方、伝え方に気を付けて。
2人の選択が決まったら親御様に説明を。
2人の想いが固いほど、親は子の将来に安心を感じるものですから(*^-^*)ノ
※1:「令和3年度 人生100年時代における結婚・仕事・収入に関する調査」(令和3年度内閣府委託調査)より、「当てはまる」「やや当てはまる」の累計値。
※2:厚生労働省「人口動態統計」より。令和5(2023)年は、448,397組(94.5%)の夫婦が夫の姓を選択。474,741組のカップルのうち、妻の姓を選んだのはわずか26,344 組(5.5%)
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最後までお読みいただきありがとうございます😊
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